変な夢を見たのでAIに夢診断してもらいました。チャットGPTとGemini。それぞれの結果が興味深いので比較して紹介します。
今回の「夢」のあらすじ
まずは、今回診断の対象となった不思議な夢をご紹介します。
小学校からの友人と、中年になった今、老舗のうなぎ屋へ。メニューには「カレーうな丼」など奇抜なものもあるが、自分は王道の「うな重」を頼み、味には満足する。 しかし、店員の態度が悪かったため、退店時に一言物申そうとスタッフを呼び止める。 「味は美味しかった、しかし接客が……」と怒りを伝えようとするが、口から出たのは「味は美味しかった」まで。その先がどうしても言葉にならない。相手はきょとんとし、自分は悔しさで相手を睨みつけている――。
このなんとも言えないもどかしい夢。2つのAIはどう読み解くのでしょうか?
ポイント別・AI回答の徹底比較!
ポイント①:なぜ「小学校からの友人」と「中年の今」なのか?
ここには「過去と現在の対比」が隠れています。
ChatGPTの回答
「小学校からの友人(=原点・素の自分)」と「中年の今(=現実・社会的な自分)」を同時に意識している状態。「このままでいいのかな」という静かな自己確認が背景にある。

Geminiの回答
うなぎを幸運、金運の象徴と見るのが独特に感じました。「過去の自分」と「社会的な立場のある現在の自分」の間での葛藤。友人は「素の自分」の象徴であり、彼らと高級店にいるのは、築き上げてきたステータスの表れとのことです。

【比較の視点】
ChatGPTは「自己確認(自分への問い)」、Geminiは「ステータスの実感(現在の立ち位置)」と、微妙にニュアンスが異なります。
ポイント②:「味は良いが接客が悪い」という矛盾
ここがこの夢が表す「不満」の形です。
ChatGPTの回答
「中身(成果)は満足しているが、扱われ方に不満がある」というサイン。現実で「正当に評価されていない」「敬意が足りない」と感じていないか?

Geminiの回答
「結果さえ出せばいいという風潮」への違和感。美味しいという「質」を評価できる力があるからこそ、プロセス(礼節)の欠如を許容しづらい時期にいる。

【比較の視点】
ChatGPTは「個人の不満(評価への渇望)」に焦点を当て、Geminiは「価値観の相違(倫理観の強さ)」として捉えています。
ポイント③:なぜ「肝心な一言」が出なかったのか?
夢のクライマックス、言葉が詰まるシーンの解釈です。
ChatGPTの回答
理性が感情を抑え込んだ。「ここで怒っても意味がない」という思考が言葉を止めている。本音が伝わっておらず、ストレスが溜まっているサイン。

Geminiの回答
「良い部分は認める」というフェアな精神(プライド)が先に働いた。相手のレベルが低すぎて、あなたの高尚な怒りが届かない「虚しさ」の投影。

【比較の視点】
ChatGPTは「我慢によるストレス」というネガティブな側面を指摘し、Geminiは「フェアな精神ゆえの沈黙」というポジティブなプライドを指摘しました。ここは読み手の状況によって、どちらが刺さるか分かれるポイントです。
総評:AIごとの「性格」が見えてきた!
今回の比較を通じて、2つのAIの「性格の違い」が浮き彫りになりました。
- ChatGPTは「現実的なアドバイザー」 夢の要素を記号化し、現実の不満やストレスと直結させて、「こう改善しましょう」と背中を押してくれる。
- Geminiは「哲学的な対話パートナー」 言葉の裏にある「なぜそう振る舞ったのか」という品性や矜持を読み解き、自分自身を深く見つめ直すヒントをくれる。
あなたの夢をAIに投げるなら?
論理的にスッキリしたいならChatGPT、自分の心の内面をじっくり味わいたいならGemini。 今回のように両方の回答を並べてみると、まるで「冷静なコンサル」と「共感力の高いカウンセラー」に同時に相談しているような贅沢な体験になります。個人的にはChatGPTのほうが好みではありますが、どちらにも思い当たるフシはあります。当たってますね。
皆さんも、不思議な夢を見たら「AIの複数指名」を試してみてはいかがでしょうか?


コメント