【基本情報技術者】初心者でも挫折しない「擬似言語」読み解きガイド

基本情報技術者試験

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この記事では、「擬似言語の基本ルール」」「条件分岐でつまずきやすいポイント」「トレースの基本的な見方」を、基本情報技術者試験向けに整理しています。

「なんとなく分からない」を「そういうことか」にするための記事です。

基本情報技術者試験の合否を分ける最大の壁、それが「科目B」です。

「プログラムなんて見たことない…」という初心者の方でも大丈夫。この科目で問われるのはプログラミングの「暗記」ではなく、「論理的なパズルを解く力」です。

今回は、科目Bの核となる「擬似言語」の重要ポイントを、試験対策の視点でまとめました。

科目Bの土台!擬似言語の「基本ルール」

科目Bはすべて「擬似言語」という、日本語に近い形式のプログラムで出題されます。まずは以下の3つのルールを脳に刻みましょう。

① 「←」は代入、比較は「=」

  • a ← 5 :「aに5を入れる」という意味です。
  • a = 5 :「aは5と等しいか?」という条件判定です。この違いを混同すると、計算がすべて狂ってしまうので注意しましょう。

② 配列は「1番目」から始まる

プログラミングの世界では「0番目」から数えることが多いですが、試験の擬似言語は原則「1番目(添字1)」からスタートします。

  • A[1]:配列Aの最初のデータ。「1番目か、0番目か」でループの回数が変わるため、問題文の注釈を必ず確認する癖をつけましょう。

③ 論理演算(and / or)を味方につける

  • and(かつ):両方の条件がOKなら進む。
  • or(または):どちらか片方でもOKなら進む。条件分岐(if文)で必ずセットで出てきます。

AND は「両方OKで1」
OR は「どちらかOKで1」

合否を分ける!「繰り返し処理」の攻略法

科目Bで最も出題されるのがループ処理です。以下の3つの違いを明確にしましょう。

種類特徴初心者向けポイント
while文条件が「真」の間繰り返す最初に判定するので、一度も実行されないこともある。
do-while文最後に条件判定する必ず1回は実行される。
for文指定した回数繰り返すi が1から10まで、のように動きが予測しやすい。

最強の武器「トレース表」をマスターせよ!

ここからは、プログラムを「頭の中で実行する」ためにトレースを使います。書いて追いかけることで、処理の順番がはっきり分かります。

初心者の方が科目Bで得点できない一番の理由は、「頭の中だけで考えようとすること」です。試験本番では、問題用紙の余白に必ず「トレース表」を書きましょう。

  • ループが1回回るごとに、変数の値がどう変わるかを書き出す表です。
  • 「今、iは何?」「合計値(sum)はいくつになった?」を可視化すれば、ミスは劇的に減ります。

【実践例】3ステップでマスターする!トレース表の書き方

科目Bでよく出る「データの入れ替え」を例に、頭の中を整理する方法を解説します。

こんなプログラムが出たらどうする?

例えば、変数 a に3、変数 b に5が入っているとき、この2つの中身を入れ替えるプログラムを考えてみましょう。

プログラム例:

  1. tmp ← a
  2. a ← b
  3. b ← tmp

初心者の方は「なんで tmp なんて箱が必要なの?」と混乱しがちですが、これをトレース表で書くと一発でわかります。

ステップ1:表の準備

まずは、登場する変数を横に並べて表を作ります。

実行ステップabtmp備考
初期状態35準備完了

ステップ2:一行ずつ値を書き換える

プログラムを上から順番に実行し、値が変わったところだけを書き込んでいきます。

実行ステップabtmp処理の内容
1. tmp ← a353aの値をtmpに避難させる
2. a ← b553空いたaにbの値を上書きする
3. b ← tmp533避難させていた値をbに入れる

ステップ3:最終結果を確認

表の最後の一行を見れば、aが5、bが3になり、無事に入れ替わったことがわかりますね!

合格者がやっている「科目B」攻略のコツ

トレース表の練習をするとき、以下の3点を意識してみてください。

  1. 「今、何行目を実行しているか」を指でさしながら書く
    • ループ処理(forやwhile)では、今何回目の繰り返しなのかを見失わないことが大切です。
  2. 変化がない変数は「”(同上)」で省略しない
    • 慣れないうちは、変化がなくても毎回数値を書き込むほうがミスを防げます。
  3. 条件分岐(if)の結果もメモする
    • 表の余白に「3 > 5 は 偽(false)」のようにメモを残すと、後で見返したときに迷いません。

科目Bは「プログラミングの知識」を問う試験ではなく、「書かれた手順通りに正しく手を動かせるか」を問う試験です。

このトレース表さえ書ければ、複雑なアルゴリズム問題も必ず解けるようになります。

まずは、身近な計算をトレース表にすることから始めて、科目B突破の自信をつけていきましょう!

試験に出る「定番パターン」を知る

アルゴリズムには「型」があります。以下の動きを理解しておくと、初見の問題でも対応できます。

  • 合計・平均の算出:箱に次々と足していく流れ。
  • 最大・最小の探索:今の暫定1位と、新しいデータを比較して入れ替える流れ。
  • フラグ管理true / false を使って、「見つかったかどうか」を判定する手法。

まとめ:科目Bは「慣れ」がすべて

科目Bは、最初こそ暗号のように見えますが、ルールは意外とシンプルです。

  1. 基本ルールを覚える
  2. 短いコードを「トレース」してみる
  3. 過去問(サンプル問題)を解いてパターンを知る

このステップを繰り返せば、必ず解けるようになります。まずは1つ、短いプログラムの「一行ずつの動き」を追うことから始めてみましょう!

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