【基本情報技術者試験】なぜ2進数を学ぶのか?仕組みをやさしく解説

基本情報技術者試験

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基本情報技術者試験において、2進数・ビット・バイトといった「内部表現」はすべての問題の土台です。一見とっつきにくいですが、「機械の都合」と「人間の工夫」という視点で整理すれば、確実に得点源にできます。

なぜコンピュータは2進数を使うのか?

私たち人間は「0〜9」を使う10進数に慣れていますが、コンピュータは電気で動く機械です。

機械にとって最も確実なのは、「電気が流れているか(ON)」か「流れていないか(OFF)」という2つの状態を区別することです。

  • ON = 1
  • OFF = 0

この2つの数字だけで情報を表す仕組みが 2進数 です。いわば、2進数は「コンピュータにとって最も自然な言語」なのです。

情報の単位:ビット(bit)とバイト(byte)

データの大きさを表す単位を整理しましょう。

ビット (bit)

情報の最小単位です。0か1が入る「電球1個」「スイッチ1個」をイメージしてください。

バイト (byte)

ビットを8個まとめた単位です。

1バイト = 8ビット

試験では「1バイト=8ビット」を前提に計算させる問題が頻出します。

例: 10101010(8個の並び)= 1バイト

nビットで表せる「情報の数」

試験で最もよく出るのが「nビットあれば何通りの情報を区別できるか?」という考え方です。

ビットが増えるごとに、表現できるパターンは倍々に増えていきます。

  • 1ビット:2通り(0, 1)
  • 2ビット:4通り(00, 01, 10, 11)
  • 3ビット:8通り
  • nビット = 2n 通り

試験のコツ: ビット数を見たらすぐに「2の何乗か」を計算する癖をつけましょう。

  • 8ビット = 28 = 256通り
  • 16ビット = 216 = 65,536通り

2進数の読み方: 「2の累乗」の足し算

2進数の各桁は、右から順に「1の位」「2の位」「4の位」「8の位…」と、2の累乗(2n)に対応しています。

例:2進数「1010」を10進数にする

  1. 各桁の重みを確認:(8の位) (4の位) (2の位) (1の位)
  2. 「1」が立っている場所だけ足す: 8 + 2 = 10

16進数の役割: 「人間が読みやすくするため」

2進数は桁数が長くなりすぎて、人間が扱うと書き間違いや読み間違いが多発します。そこで、2進数を4桁ずつ区切って短縮表示するのが 16進数 です。

  • ルール: 2進数の「4ビット」を、16進数の「1文字」に変換する。
  • 例: 1011 0111 (2進数) → B 7 (16進数)

正負の表現(符号付き数)

コンピュータがマイナスの数を扱うときは、一番左のビットを「符号」として使います。

  • 0:正(プラス)
  • 1:負(マイナス)

試験問題で「負の数」という言葉が出てきたら、この「一番左が符号」というルール(補数表現など)を思い出しましょう。

試験対策・重要チェックリスト

この4点を押さえれば、基礎問題は安定します。

  1. ビット数 = 2の何乗(情報の個数)
  2. 1バイト = 8ビット(単位変換の基本)
  3. 2進数 = 重みの足し算(10進数への変換)
  4. 16進数 = 4ビット区切り(人間用の短縮記法)

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